『つくみ明日の空色の空』
今年度の卒業公演は、洲本実業演劇部＋三原高校演劇部＋阿南高専生徒＋各校OB・OGというような組み合わせとなりました。
人が多い舞台となると、日々の練習が大変になってきます。それも、高校生だけでなく、専門学校生、短大生、浪人生、社会人。集まることだけでも一苦労。
事実、全員が揃ったのは“本番のみ”という、冷や汗ものの公演でした。
話は去年の卒業公演『出発に寄せて──いい夢みちょるかのう』の続き。生徒会室に残った山さんら（卒業生）と、新たな生徒会の中心人物らが別れを交わすシーンから始まります。
登場人物は、去年＋αと言ったところ。
ただ、若干のキャスト変更もあります。
主だったところでは、明美。
去年、明美役を演じた池本さんは、浩平母役となってます。個人的に池本さんの演じる明美が大好きだったので、少しばかり残念です。（本来、池本さんは出演予定がなかったそうな）
キャストと言えば、最後まで決まらなかったのが、ワタケン役。ギリギリの綱渡り。その割には本番一週間前にそれまで台本になかった寺口役が登場（笑）。彼は当初ワタケンを演じる予定だったのですが、土壇場まで練習に現れなかったため、一旦、配役を外されたんですね。
そう言えば田辺役も、Ｎ君が参加不能になったため、急遽ケータイでブッキングされたんでしたね。
この物語の一番の見せ場は、生徒会主催のクラスマッチ。『真夏・死のデスモッチ 津高男子駅伝』にまつわる事件でしょうか？
男子キャストが居ないと出来ない、久しぶりの活気のある舞台。
当初の台本では、黒岩と酒井 vs 田辺＆生徒会というような図式でしたが、黒岩勢に寺口が追加されたことで、より迫力のあるシーンとなりました。
黒岩・酒井・寺口の三人は、この芝居の中で良いアクセントになっていたと思います。
そんな男臭い中で、浜田と浩平は女性キャストが演じていたので、大変だったんじゃないかな？今回、男役は１２人も居ましたからね。
（執筆日不明）
つくみ明日の空色の空
CAST
- 工藤潤吉
- 大川直也
- ２年三
- 江藤明美
- 谷口早野佳
- ＯＧ
- 伊勢真由美
- 寺岡佐奈江
- ３年助
- 浜田久志
- 木村友美
- ３年
- 藤森浩平
- 清水裕理
- ２年
- 樋口益吉
- 秦 健友
- ３年
- 江藤 薫
- 鯛 千紘
- ２年助
- 田辺 亨
- 神田 優
- ３年助
- 十文字裕子
- 野津愛子
- ３年助
- 鳥越たよ
- 斉藤文香
- ＯＧ
- 黒岩兼二
- 実生貴之
- ３年助
- 渡辺健二
- 廣田康輔
- ３年助
- 酒井正明
- 西出大樹
- １年
- 寺口富千雄
- 川本浩基
- ＯＢ三
- 鶴崎健次郎
- 松本 理
- ２年阿
- 大村修司
- 池上弘和
- ＯＢ
- 浅香智代
- 安宅ますみ
- ＯＧ
- 山口 敏
- 松本 順
- ＯＢ三
- 丸岡友子
- 水野亜紀
- ３年三
- 木下こずえ
- 松本希望
- ３年三
- 浩平 母
- 池本光恵
- ＯＧ
- 江藤 母
- 石田莉乃
- ＯＧ
- 潤吉 母
- 中野麻衣
- ＯＧ
STAFF
- 作・演出
- 竹本 仰
- 顧問
- 舞台監督
- 松下利明
- 顧問三
- 照明
- 鈴木 遊
- ＯＢ
- ピンスポ
- 栗林 唯
向原正人 - ３年助
顧問
- 音響
- 川上小百合
- ３年三
- 制作
- 野津愛子
- 助：助っ人
- 三：三原高校
- 阿：阿南高専
STORY
1973年。大分津久見高校、生徒会室。
山さんらの卒業から早3ヶ月。生徒会クラスマッチが迫っていた。
新制生徒会の問題児、浜田が引き起こす事件。クラスマッチ新競技『夏の男子駅伝』の行く末は？そして考案者・浩平のもう一つの目的とは？
生徒会室を中心に巡る、事件あり、恋あり、悩みありの、ひと夏の出来事。
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