第2回 自主公演
合同発表会が終わってしばらくした頃、「自主公演をしよう」ということになったのだと思う。
森崎さんと谷口さんが書く、創作台本。その1行1行ができていくのと、稽古は並行作業。
当初は、3本上演の予定だった気がする。
顧問の竹本先生はアフリカの音楽CDなんかを手に入れてきて、アヤシイ踊りを作ったりもした。けれど、そうやって作った何本かはボツになった。
今、当時のファイルを出すと、台本だけは完成していたよう。
最終的に残ったのは、森崎さんの『やがて、明日が……』。それに加えて急遽、谷口さんが一人芝居『シンコペーティッド・クロック』を書くことになった(実際には、他にもちょこっと人が登場する/私も声の出演をした)。
実は『やがて、明日が……』は、私が無理矢理キャストとして立たされたお芝居(笑)。照明がしたかったのに、強制的にキャストになっていた。演じたのは、川山先生。屋上で、問題児のヒロとマホを見つけたシーン。最後に「空、青いなぁ」という台詞を言うのだけど、それに苦労し、みんなに助けてもらった覚えがある。衣装はすべて、竹本先生のもの。
そう言えば、ヒロとマホの漫才も結構苦労してたなぁ。
『シンコペーティッド・クロック』は、初めて私が照明のプラン立てから仕込み、オペまでをやった作品。写真があったと思ったけど、何故かない。今から考えれば実に単純な仕込みなのだけど、何時間もかかった記憶がある。しかも、サスのシュートには妥協なんかしたりして──。
ちなみにパンフの「顧問の言葉」は、合宿の夜に書かれたもの。「つづく」と書かれた続きが気になったものです(笑)。あれ?この頃って、パンフの作成を合宿で毎回してたんだったっけ???
既に色々、記憶の彼方に埋もれています。。。
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やがて、明日が……
CAST
- トモ
- 森崎いづみ
- 2年
- ヒロ
- 谷口早野佳
- 2年
- マホ
- 斉藤文香
- 2年
- 白井
- 西久保あゆみ
- 2年助
- 川山
- 鈴木 遊
- 2年
STAFF
- 作
- 森崎いづみ
- 演出
- 竹本 仰
- 顧問
- 演出助手
- 鈴木 遊
- 音響
- 谷口裕香
- 1年淡
- 照明
- 竹本 仰
- 舞台監督
- 竹本 仰
- 助:助っ人
- 淡:淡路高校
STORY
とうとう卒業やな。
学校で問題児だったヒロとマホ。そして友達のトモ。
時間が進むってどういうことだろう──?
シンコペーティッド・クロック
CAST
- 早坂葉月
- 谷口早野佳
- 2年
- 先輩・母・友人A
- 斉藤文香
- 2年
- 先生・友人B
- 森崎いづみ
- 2年
- 妹
- 谷口裕香
- 1年淡
STAFF
- 演出・作
- 谷口早野佳
- 演出助手
- 竹本 仰
- 顧問
- 音響
- 西久保あゆみ
- 2年助
- 照明
- 鈴木 遊
- 2年
- 舞台監督
- 竹本 仰
- 助:助っ人
- 淡:淡路高校
STORY
早坂葉月、17才。
過去・現在・空想・詩……彼女は何を思う?一人の少女の私的な物語。
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