帰去来かえりなんいざ』県大会報告

2007年11月18日(日)@兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター 大ホール
舞台は新聞部の部室

 去年に引き続き、県大会はピッコロシアターです!
 2年連続、ピッコロシアターの大舞台に立てるなんて、羨ましい限りです。

 ピッコロシアター大ホールの舞台に広げられた地絣。これは演劇部からの持ち込みでサイズは3×2間。この地絣が、今回の演技空間そのものです。
 この地絣の力が凄い。
 広い舞台が広く感じない。ちょうど良い空間。もちろん、演技がその空間で成立しているから成し遂げられる事。
 何しろどんなに激しく動いても、役者は地絣から一歩もはみ出さないのです。これには感心しました。

これがはみ出さないんです!

 昭和47年(1972年)7月、大分・津久見高校の新聞部室。1年生部員、吉田俊生とそこにやって来た3年生、山田次郎、そして大村知佳の物語。
 知佳ちゃんを待つ二人。
 吉田の原稿がボツになり、代わりに卓球部の知佳ちゃんの記事を。山本直哉部長からの書き置き。
 修学旅行に行けない進学クラス、太田セメントの公害問題。
 「これっち校長批判になってませんか」
 そして、話題の中心はいつしか大村知佳ちゃんへと。

手に持っているのは牛乳パン

 最後のキーワードは“牛乳パン”
 劇中に登場し、二人が食べた牛乳パンは、実際に大分の岸田パンから取り寄せたもの。素朴な味のおいしい菓子パンです。
 伊丹西のG先生や、西宮今津のH山くんにもプレゼントいたしました。県大会ではこういう交流も楽しいですね。

 今年は、“優秀賞いけた!”と思ったのですが、惜しくも届かず。最優秀はちょっと無理だったけど、自分の中では、優秀賞の2校に入ってました。
 現実は、厳しいですね。

帰去来かえりなんいざ

  • CAST
    • 山田次郎
    • 清水裕理
    • 3年
    • 吉田俊生
    • 西出大樹
    • 2年
    • 大村知佳
    • ○○○○
  • STAFF
    • 演出・作
    • 竹本 仰
    • 顧問
    • 音響
    • 鯛 千紘
    • 3年
    • 照明
    • 福岡万里奈
    • 3年
  • :助っ人
STORY

 昭和47年7月、大分・津久見高校の新聞部室。
 新聞部の先輩、浜田に呼び出された吉田俊生と、カメラの現像を山本直哉に頼もうとやって来た山田次郎。そこで話題に上る大村知佳。
 二人はそれぞれの思いを胸に、大村知佳ちゃんを新聞部室で待つ。

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