『帰去来』県大会報告
去年に引き続き、県大会はピッコロシアターです!
2年連続、ピッコロシアターの大舞台に立てるなんて、羨ましい限りです。
ピッコロシアター大ホールの舞台に広げられた地絣。これは演劇部からの持ち込みでサイズは3×2間。この地絣が、今回の演技空間そのものです。
この地絣の力が凄い。
広い舞台が広く感じない。ちょうど良い空間。もちろん、演技がその空間で成立しているから成し遂げられる事。
何しろどんなに激しく動いても、役者は地絣から一歩もはみ出さないのです。これには感心しました。
昭和47年(1972年)7月、大分・津久見高校の新聞部室。1年生部員、吉田俊生とそこにやって来た3年生、山田次郎、そして大村知佳の物語。
知佳ちゃんを待つ二人。
吉田の原稿がボツになり、代わりに卓球部の知佳ちゃんの記事を。山本直哉部長からの書き置き。
修学旅行に行けない進学クラス、太田セメントの公害問題。
「これっち校長批判になってませんか」
そして、話題の中心はいつしか大村知佳ちゃんへと。
最後のキーワードは“牛乳パン”。
劇中に登場し、二人が食べた牛乳パンは、実際に大分の岸田パンから取り寄せたもの。素朴な味のおいしい菓子パンです。
伊丹西のG先生や、西宮今津のH山くんにもプレゼントいたしました。県大会ではこういう交流も楽しいですね。
今年は、“優秀賞いけた!”と思ったのですが、惜しくも届かず。最優秀はちょっと無理だったけど、自分の中では、優秀賞の2校に入ってました。
現実は、厳しいですね。
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帰去来
CAST
- 山田次郎
- 清水裕理
- 3年
- 吉田俊生
- 西出大樹
- 2年
- 大村知佳
- ○○○○
STAFF
- 演出・作
- 竹本 仰
- 顧問
- 音響
- 鯛 千紘
- 3年助
- 照明
- 福岡万里奈
- 3年助
- 助:助っ人
STORY
昭和47年7月、大分・津久見高校の新聞部室。
新聞部の先輩、浜田に呼び出された吉田俊生と、カメラの現像を山本直哉に頼もうとやって来た山田次郎。そこで話題に上る大村知佳。
二人はそれぞれの思いを胸に、大村知佳ちゃんを新聞部室で待つ。
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