『つくみ・みかん物語 序章』卒業公演
2008年も多くの参加者が集いました。
今回の卒業公演は、洲本実業演劇部+淡路三原高校演劇部+三原高校演劇部+志知高校演劇部+阿南高専演劇部+洲本高校教員+洲本実業OBというような感じです。
タイトルは、『つくみ・みかん物語 序章』。久しぶりに舞台は現代に戻ってきました。大分県津久見市にある菅原家で巻き起こる一騒動。
淡路島と津久見を結ぶ物語は、『もう一度あの丘で』、『武雄さんただいま』に続いて3作品目。今作は、その中の『武雄さんただいま』の続編っぽい位置づけに思われます。
会社の経営が上手くいかない菅原二郎が、津久見の実家のみかん農家を継ごうと帰ってくる。しかし、武雄さんのみかんの木は、すべて切り倒した後だった。
この物語は、現代と菅原二郎の高校時代(1970年代)の回想シーンの2部構成で語られる。あまり練習に参加できなかった照明さんは、回想シーンに苦心したりして。
目指したのは淡い感じの照明。
回想シーンの学生時代。だからそうでしょ?(笑)
それでも、演技空間を確保しつつ、役者の顔もフォローしつつは難しい。何しろ、念入りに役者と打ち合わせをしているものでもなかったので。
観られていた方はどう感じましたか?
でも、こういう回想ではあるけど、現代から見ている人がいて、という構成は初めてで面白い試みでした。
菅原二郎に関しては、現代から回想へ迷い込んだりもするし。
さて、そんな今回の作品。
初舞台の役者が4名もいました。
田辺一男・享(一人二役)、黒岩兼二、上杉益雄、武内恵理子。初舞台だとあまり感じなかったのは、彼らの演技力?それとも周りのフォロー???
どうだったんでしょう?
あまり練習は覗けなかったけど、割と順調に進んでいるように感じていました。色々な方面から集まってきているのにね。素晴らしい事です。
裕美の紡いできた「つくみ・みかん物語」。
物語の中では上杉がゆきこに再びみかんの木の苗を手渡して終わる。
ここからの始まり。
次の舞台、それぞれの人生へ。
(執筆日不明)
つくみ・みかん物語 序章-はじまり-
CAST
- 菅原宗子
- 中野麻衣
- OG
- 菅原二郎
- 西出大樹
- 2年
- 菅原かおり
- 山崎恵美
- 教員洲
- 菅原ゆきこ
- 岸本佳菜
- 2年助
- 菅原友樹
- 清水裕理
- 3年
- 根之木さえ子
- 佃 美咲
- 2年志
- 根之木裕美
- 山田史恵
- 1年三
- 黒岩兼二
- 菅田典秀
- 教員洲
- 田辺一男
田辺 享 - 家田耕一
- 1年助
- 田辺一男
- 上杉益雄
- 向原正人
- 顧問
- 滝本正夫
- 松下利明
- 顧問三
- 滝本セツ子
- 下原有美子
- 顧問志
- 滝本順平
- 松本 理
- 3年阿
- 花野咲子
- 南原 綾
- 2年助
- 広野宏治
- 大川直也
- 3年三
- 武内恵理子
- 岡本麗子
- 3年助
- 野中千春
- 小畠つかさ
- 2年志
- 帆足真弓
- 野津愛子
- OG
STAFF
- 演出・作
- 竹本 仰
- 顧問
- 照明
- 鈴木 遊
- OB
- 音響
- 森西 輝
平野雅哉
小池 諒 - 1年三
1年三
1年三
- 助:助っ人
- 洲:洲本高校
- 三:三原高校+淡路三原高校
- 志:志知高校
- 阿:阿南高専
STORY
九州・大分津久見のある日の菅原家。
宗子の元へ「みかん物語」の取材の為、裕美がやって来る。そんな中へ淡路島から二郎が帰ってきて──。
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