『空飛ぶ……?』自主公演
今年の自主公演は実に波乱に満ちた公演となりました。
新入生1人と他にニューキャスト2人を迎えて、男2/女3のお芝居としてスタートしたものの、気がついてみれば顧問の竹本先生がキャストに立ち、男3人に。
舞台を“つくる”という事を考えさせられたり。
個人的に残念なのは、新入生が舞台に立てなかった事。せっかく演劇部に入ってきてくれたのに。。。
公演場所は、みくまホール。
何度も自主公演を行ったこのみくまホールともお別れになりました。決して演劇向きとは言えない小さなホール。それでも、こういった発表の場が無くなるのは淋しい事です。台は、1972年4月、津久見高校の新聞部。副部長の山本直哉、クラブ見学に来ていた浜田久志、そして数学の上野先生。その三人と、登場しないまた幾人かのお話。
空飛ぶ円盤と何とも切ない物語。
久々に舞台上に観る竹本先生は、やっぱりオーバーアクション。そんな大きなジャガイモは、カレーライスに入ってないでしょう!みたいな感じで(笑)
楽しそうに演じられていましたが、そんな上野に直哉が振り回されるようなシーンも何度か。練習中もそうでしたが、毎回、上野の演技は違いましたからね。
卒業公演の舞台とは違って小さなフォーカスを絞ったお芝居ですが、こちらの方が深いのかも知れません。
妙にそんな事を思ったりして。
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空飛ぶ……?
CAST
- 浜田久志
- 西出大樹
- 3年
- 山本直哉
- 家田耕一
- 2年助
- 上野篤史
- 竹本 仰
- 顧問
STAFF
- 演出・作
- 竹本 仰
- 照明
- 南原 綾
- 3年助
- 音響
- 向原正人
- 顧問
- 助:助っ人
STORY
昭和47年(1972年)4月、大分・津久見高校新聞部室。
誰もいない新聞部室にクラブ見学でやって来ていた浜田久志が忘れ物を取りに帰ってくる。そこへやって来た副部長の山本直哉。恋の話、野球部の話、夢の話──。そして、宿直の上野先生がやって来て、カレーライスの話。
ちょっと切ない浜田久志のお話です。
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