『夏の向こうに』県大会
やって来ました!念願の県大会!!
私らにとっては初出場となった県大会です。
個人的な目標は、“勝負すること”。
最優秀賞や優秀賞を狙えるとは思っていない。それほど、当時の県大会のレベルは高いものでした。
だから、そんな大会で認めてもらいたい。
そんな一心で臨んだ県大会。
だけど、残ったのは“悔しい”という無念さだけ。
二日目の朝一の上演。
注目されない、淡路支部の代表校。そして、総文開会行事ミュージカルから一週間後の舞台(※)。
悪条件が重なった。
誰もいない観客席、そして疲れていた役者陣。ベストな上演ではなかった。
今でも思う。
この時、ちゃんと勝負できていたならば──!!
初の淡路支部での県大会開催。
自分たちは、出場校だったので、そんなに運営には関わらなかったけれど、受付は洲本高校・三原高校の皆さんが担当されてました。
ちなみに私が演劇部に入ったのは、前年の大会が終わってから。だから、県大会を観ること事態も初でした。
甲南女子のセットと演技には驚かせられ、姫路工業の『トランス』を観て気分が悪くなり、県立日高の『女子高生症候群』には圧倒されて、県立明石の『S』より前年に洲高が演じた『NOTE』の方が良い脚本だと思い、県芦はちょっと残念だったけど、尼北の爽快なお芝居は大好きでした。
今でも色々覚えているくらい、印象的でした。
楽しかったなぁ。
なんで県大会に来て淡路なんだ、って思いはしたけど(笑)
演劇部のメインメンバーは、総合文化祭開会行事のミュージカル『明日へ吹く風』(作・演出は竹本先生)の出演も兼ねていた。いい意味では完全燃焼したのだが、燃焼し尽くしてしまい、肝心の県大会で自分たちの作品を演じる余力が残っていなかった……。
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夏の向こうに
CAST
- ジュンコ
- 谷口早野佳
- 2年
- ケイコ
- 田尾彩子
- 1年
- ヒロコ
- 森崎いづみ
- 2年
- カオル
- 山林美亜
- 1年
- ムラタ
- 斉藤文香
- 2年
STAFF
- 作
- たけもとたかし
- 顧問
- 演出
- 鈴木 遊
谷口早野佳 - 2年
- 照明
- 鈴木 遊
- 音響
- 西久保あゆみ
- 2年助
- 舞台監督
- 山本沙緒里
長池陽子 - 3年
3年助
- 助:助っ人
STORY
高校2年の少女たち。
恋・転校・不登校・文化祭に球技大会。梅雨明けはいつ?
詩的でちょっと切ない、そんなお話です。
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