『夏の向こうに』県大会

1998年11月14日(土)@淡路アソンブレホール(淡路町文化ホール)
彼女は恋をしているに過ぎないのだ

 やって来ました!念願の県大会!!
 私らにとっては初出場となった県大会です。

 個人的な目標は、“勝負すること”。

 最優秀賞や優秀賞を狙えるとは思っていない。それほど、当時の県大会のレベルは高いものでした。
 だから、そんな大会で認めてもらいたい。
 そんな一心で臨んだ県大会。
 だけど、残ったのは“悔しい”という無念さだけ。

すーい、すーい、すーい

 二日目の朝一の上演。
 注目されない、淡路支部の代表校。そして、総文開会行事ミュージカルから一週間後の舞台(※)。
 悪条件が重なった。
 誰もいない観客席、そして疲れていた役者陣。ベストな上演ではなかった。
 今でも思う。
 この時、ちゃんと勝負できていたならば──!!

明石海峡大橋をバックに集合写真

 初の淡路支部での県大会開催。

 自分たちは、出場校だったので、そんなに運営には関わらなかったけれど、受付は洲本高校・三原高校の皆さんが担当されてました。

 ちなみに私が演劇部に入ったのは、前年の大会が終わってから。だから、県大会を観ること事態も初でした。

 甲南女子のセットと演技には驚かせられ、姫路工業の『トランス』を観て気分が悪くなり、県立日高の『女子高生症候群』には圧倒されて、県立明石の『S』より前年に洲高が演じた『NOTE』の方が良い脚本だと思い、県芦はちょっと残念だったけど、尼北の爽快なお芝居は大好きでした。

 今でも色々覚えているくらい、印象的でした。

 楽しかったなぁ。

 なんで県大会に来て淡路なんだ、って思いはしたけど(笑)

演劇部のメインメンバーは、総合文化祭開会行事のミュージカル『明日へ吹く風』(作・演出は竹本先生)の出演も兼ねていた。いい意味では完全燃焼したのだが、燃焼し尽くしてしまい、肝心の県大会で自分たちの作品を演じる余力が残っていなかった……。

夏の向こうに

  • CAST
    • ジュンコ
    • 谷口早野佳
    • 2年
    • ケイコ
    • 田尾彩子
    • 1年
    • ヒロコ
    • 森崎いづみ
    • 2年
    • カオル
    • 山林美亜
    • 1年
    • ムラタ
    • 斉藤文香
    • 2年
  • STAFF
    • たけもとたかし
    • 顧問
    • 演出
    • 鈴木 遊
      谷口早野佳
    • 2年
       
    • 照明
    • 鈴木 遊
    • 音響
    • 西久保あゆみ
    • 2年
    • 舞台監督
    • 山本沙緒里
      長池陽子
    • 3年
      3年
  • :助っ人
STORY

 高校2年の少女たち。
 恋・転校・不登校・文化祭に球技大会。梅雨明けはいつ?
 詩的でちょっと切ない、そんなお話です。

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