『二年二組、青春…わが愛』合同公演
洲本高校との(おそらく)初の合同自主公演。
事の発端は98年11月に地元淡路で行われた県大会。当時の洲本高校演劇部部長:田中氏より実業演劇部顧問の竹本先生に「合同公演できないですか?」と申し出があったのだ。
そして、それは現実のものとして、走り出す。
キャストは史上空前の16名!当時の尼北や甲南女子、大阪の追手門や金蘭会並の大舞台なのです!!
ちなみに、洲本高校のキャスト陣は全て演劇部所属の人間ですが、実業側のキャスト陣は実は助っ人が2名ほど。この2人の獲得には、涙なしでは語れない、裏話がありました(笑)
脚本は実業顧問:竹本先生による完全書き下ろし新作!その名も「二年二組、青春…わが愛」!
十数年前、竹本先生が在任した県立芦屋南高校(現:県立国際高校)で担任を持った二年二組で実際に起こった事件。それが基になっている。なので、登場人物の大半も実在の人物。そして、この脚本を書くにあたって、演じるにあたって、当時の学級日誌を持ってこられていました。
実業演劇部にとっては、自主公演で初めての勤労センター(現:市民交流センター)ビバ・ホールでの舞台であり、照明を務めた(自称:専属照明)の私としては、念願の大舞台。今思い起こすと、稚拙な部分もありますが、ビバ・ホールで唯一、師匠に観てもらった舞台であり、全力を尽くした舞台でした。
照明を下ろされて、役者に転じる危機もありましたけど……(苦笑)
公演当日、竹本先生が当時の「二年二組」のメンバーに案内を出しており、シンジのモデル、山本さんがいらしていました。
1時間を超える芝居、1時間15分くらいだったのかな?と思いますが、大いに楽しんでもらえたみたいです。
もう一度、機会があれば、こんな大人数のドタバタした芝居をやってみたいとは思いますが、なかなか、難しいでしょうね。少人数の舞台も楽しいのですが、この舞台は、少人数にはない楽しさがありました。
このメンバーが一同に会する事は、もう、ないだろうな──。
(執筆日不明)
二年二組、青春…わが愛
CAST
- シンジ
- 津川佳幸
- 3年洲
- 森本
- 田中貴士
- 3年洲
- 佐々木
- 平井孝英
- 3年洲
- 山根
- 梶原雄太
- 2年洲
- 木村
- 小川幸輝
- 3年
- 西ちゃん
- 延原直樹
- 3年助
- 永田
- 秦 克世志
- 2年洲
- ケイコ
- 谷口早野佳
- 3年
- アキコ
- 津川佳子
- 2年
- シノ
- 山林美亜
- 2年
- 矢田
- 斉藤文香
- 3年
- ヤッコ
- 鯖谷桂子
- 3年洲
- サナエ
- 田尾彩子
- 2年
- 橋野
- 浜田陽子
- 3年助
- 山川先生
- 尾花 文
- 3年洲
STAFF
- 作・演出
- 竹本 仰
- 顧問
- 演出助手
- 鈴木 遊
- 3年
- 舞台監督
- 上田晴美
- 3年洲
- 照明
- 鈴木 遊
- 照明助手
- 山口真穂
- 2年洲
- 音響
- 平井孝英
戸田 甫
3年洲
- 制作
- 尾花 文
谷口早野佳
浜田陽子
- 助:助っ人
- 洲:洲本高校
STORY
文化祭まであと2週間。しかし、依然としてクラスの出し物が決まらない。まとまりのないクラス。誰からの提案もなく、時間だけが過ぎていく。そんな、どこにでもあるようなクラスが舞台。
話し合いにならないクラスと先生にキレて飛び出した森本が、放課後、教室に戻ってくる。そこに居合わせた、山根(委員長)、シンジ(文化委員)、シノにある提案をする。教室を飛び出した森本が、海を見ながら考えていたという。
森本の提案の基、文化祭の出し物としてビデオ撮影が始まるが……。
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