洲本実業高校演劇部の頁

　７回目を迎えた、舞台研修会。今回はいつもとは趣旨を変えて、実際の演劇の舞台をつくってみることになりました。

　研修会とはいえ本格派で、写真を見てもわかるようにきっちり地絣なんかも敷いてたりもします。

　題材となったのは北村想の『一本の木』という作品から抜粋した３作。『ひこばえ』『金槌』『雨宿り』です。これらは登場人物が少なく、十分程度の短編です。キャスト・スタッフを入れ替えることにより、それぞれの役割を体験してみよう！って感じです。

　いつもの研修会のように、舞台説明などを終え、照明仕込みへと移行するわけです。今回はちと、私の中で照明の候補が二人いたわけで、初の試みとしてその二人にサスのシューティングをやらせてみました。地明かりから単サスまで。
　観察をいつもしていたのか、割とうまいのです、これが。私が初めてさわった頃よりも断然うまい（笑）

　そんなこんなで、研修会ではありますが、初舞台な人や、役者初体験！な人もいらっしゃいました。
　もちろん、初舞台なのは１年生の３人。しかもね、観客もいらっしゃるわけですよ、なぜか。洲高演劇部の皆さんですが。プラス、簡単なパンフとアンケートも。

　気づいてた人もいらっしゃるかも知れませんが、この時期、いつもは自主公演なんです。そう！なぜか今年度は自主公演が４月（済み）・６月・９月・３月と予 定されていたのです。ところが６月・９月の公演は中止となり、空いた６月の枠を利用して行われたのが、今回の研修会です。

　こういった研修会。うちの演劇部だけでなく、阪神間（平成演劇教育委員会）のように、島内の演劇部が集まってできれば良いのですけど。